exスタートデッキどれが強い?シークレット/当たりのカイリューexやミライドンexはどれに出る?内容や値段・改造方法を解説!
これからポケモンカードを始めるプレイヤーでも扱いやすいカードが収録された構築済みデッキとして、対戦のいろはを学ぶことができる商品がスターターデッキです。
現在販売されているexスタートデッキもその1つで、低価格かつ10種類ものバージョンがありますが、どうせなら自分の好みに合うデッキや強いデッキを選びたいですよね。
exスタートデッキを 手に入れて
君もポケカプレイヤーに へんしんだ!
そこで今回は、exスタートデッキ10種について一挙にまとめて、
・おすすめのデッキランキング
・収録されている当たりカード?
・買うべきデッキか否か
・各デッキ内容および改造方法
をご紹介していきます。
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exスタートデッキはどれが強い?おすすめランキング!
デッキの強さの何やかんやを語るには、
「実際に使ってみるのが一番手っ取り早い!!」
というわけで、一人回しにて10種類のデッキでの総当たりのデモ対戦をやってみました。
ちなみに、各デッキのマッチと勝敗は次の表のとおりです。
対戦デッキタイプ | 勝数 | 負数 | |||||||||||
草 | 炎 | 水 | 雷 | 超 | 闘 | 悪 | 鋼 | 龍 | 無 | ||||
場 デ ッ キ タ イ プ 出 | 草 | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | × | × | ○ | 5 | 4 | |
炎 | × | × | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | 5 | 4 | ||
水 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | 7 | 2 | ||
雷 | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | 5 | 4 | ||
超 | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | × | × | × | 4 | 5 | ||
闘 | × | ○ | × | × | × | ○ | × | ○ | × | 3 | 6 | ||
悪 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 0 | 9 | ||
鋼 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | 7 | 2 | ||
龍 | ○ | × | × | × | ○ | × | ○ | ○ | ○ | 5 | 4 | ||
無 | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | 4 | 5 |
※ 各デッキタイプは以下のexスタートデッキに対応しています
- 草・・・exスタートデッキ草 ジュナイパーex
- 炎・・・exスタートデッキ炎 ビクティニex
- 水・・・exスタートデッキ水 ゲッコウガex
- 雷・・・exスタートデッキ雷 ミライドンex
- 超・・・exスタートデッキ超 ピクシーex
- 闘・・・exスタートデッキ闘 コライドンex
- 悪・・・exスタートデッキ悪 ヘルガーex
- 鋼・・・exスタートデッキ鋼 メルメタルex
- 龍・・・exスタートデッキ テラスタル カイリュー
- 無・・・exスタートデッキ テラスタル ヨクバリス
デモ対戦を終えて
基本的にどのデッキにも言えることとして、そのままの性能では安定性に欠けている印象です。
デモ対戦では、コイントス等の運が絡むカードの多さから思うように動けなかったり、1枚しか採用されていない主力ポケモンexがサイドになってしまったり、サーチ手段の乏しさゆえにそもそもポケモンのカードが手札になかったりなどといった事故が頻繁に起きました。
というわけで実際のところ勝率はあまり判断材料にはなりませんが、使っていて『安定して動かせれば強いな』と思えるデッキもありましたので、そのトップ5をご紹介していきましょう。
おすすめ1位!:exスタートデッキ草 ジュナイパーex
活躍した
ポケモン
ジュナイパーexは特性「じゅうおうむじん」によって自分の番に1度だけバトル場 ~ ベンチ間を移動できるので、自身と他のポケモンとを使い分けて戦うことができます。
そして、オリーヴァはワザ「いやしのかじつ」の効果でベンチポケモン1匹のHPを全回復できるため、ダメージを負ったジュナイパーexが自身の特性でオリーヴァと交代し、回復しながら戦うコンボが非常に強力でした。
どちらも2進化ポケモンのため、進化を補助するカード・ふしぎなアメの恩恵を共有していますが、他の2進化ポケモンを採用しているデッキと比べてふしぎなアメの採用枚数が2枚と多くなっているので、進化のしやすさにおいても頭一つ抜けたデッキになっています。
おすすめ2位!:exスタートデッキ水 ゲッコウガex
活躍した
ポケモン
ゲッコウガexのワザ「げきりゅうぎり」は、相手のポケモンにすでにダメカンが乗っている場合に倍の威力で攻撃することができます。
さらにもう一つのワザ「おんみつしゅりけん」は、バトル場およびベンチの区別なく相手のポケモンにダメージを与えられるので、自ら「げきりゅうぎり」の威力アップの準備ができるところも優秀です。
またラプラスのワザ「あられ」の効果で、あらかじめ相手のポケモン全員にダメージを与えておけば、ゲッコウガexの高威力のワザで相手のポケモンを次々に倒していくことができます。
そしてウミトリオのワザ「からめてしぼる」は、水エネルギー1個で50ダメージを与えられるコスパの良い性能になっており、序盤の立ち回りやゲッコウガexのワザの威力アップ準備などに貢献してくれます。
おすすめ3位!:exスタートデッキ雷 ミライドンex
活躍した
ポケモン
デモ対戦中は、ミライドンexのワザ「テクノターボ」で相手のポケモンexのHPを半分程度に削りつつ、追加効果のエネ加速により後続のポケモンでフィニッシュをするのがお決まりの戦法でした。
後続として優秀なポケモン・ジバコイルのワザ「かみなり」は他デッキのポケモンexのワザにも匹敵する威力を誇ります。
ただし、ジバコイル自身も少し反動ダメージを受けるため、乱用は禁物です。
さらにもう1匹のポケモン・ライチュウのワザ「10まんボルト」は、ジバコイルをも上回る威力をたたき出すことができます。
しかし、ワザを使うことと引き換えにエネルギーをすべてトラッシュしてしまうため、ここぞというタイミングを見極める必要があります。
おすすめ4位!:exスタートデッキ超 ピクシーex
活躍した
ポケモン
ピクシーexのワザ「ムーンワンダー」は、使用するたびに自分の場のすべての超エネルギーを、好きなように自分のポケモンに付け替えることができるという、とても豪快かつ面白い効果を持っています。
これにより、たとえピクシーex自身が倒されそうなタイミングでも、後続のポケモンにエネルギーを託すことができるので無駄がありません。
そしてエネルギーの付け替え先として優秀なポケモン・クチートのワザ「いたずらクランチ」は、クチートについている超エネルギーの数が多ければ多いほど威力を増すので、ピクシーexを倒した相手ポケモンを返り討ちにすることもできます。
おすすめ5位!:exスタートデッキ鋼 メルメタルex
活躍した
ポケモン
全体的にサブアタッカーの性能が良いため、メルメタルexは、自身についている鋼エネルギーの数が多いほど威力を増すワザ「フルメタルナックル」により、相手のポケモンexを一撃で倒すことに専念する立ち回りとなりました。
序盤のサブアタッカーとしてはドリュウズが優秀で、「つきさす」は必要エネルギーに対するダメージのパフォーマンスが良いワザです。
中盤以降はフォレトスがワザ「シェルローリング」により、相手からのダメージを軽減しながら強固に立ち回ってくれました。
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exスタートデッキシークレット/当たりのカイリューやミライドンはどれに出る?
おまかせexスタートデッキ
おまかせexスタートデッキとは、10種類のデッキの中からランダムで1種類が入っている商品です。
価格は550円と非常に安価ですが、10種類のうち2種類の割合でシークレット枠である660円相当のデッキを入手することができ、カイリューexとヨクバリスexのバージョンが存在します。
ところで、気になる当たりカードについてですが、いわゆる希少で高額なカードという意味での当たりカードはありません。
と言うのも、現在公式ショップではおまかせexスタートデッキの代わりに、シークレット枠を含む全デッキが個別に販売されるようになったので、商品の在庫さえあれば狙った収録カードを確実にゲットすることができるのです。
そのような背景から、特に価格が高騰しているようなカードは今のところ見られません。
exスタートデッキ雷 ミライドンex
さて、ここで当たりカードという言葉の焦点を個々のカードの強さに合わせるとするならば、exスタートデッキ雷に収録されているポケモン・ミライドンexが有力でしょう。
安定した攻撃性能で相手ポケモンにダメージを与えつつ、そのワザの効果でベンチのポケモンにエネ加速をすることができます。
さらに、逃げるためのエネルギーが必要ないため、エネ加速したベンチポケモンと入れ替わるなど、軽いフットワークで臨機応変に立ち回れる点も優秀です。
なお、550円で購入できるexスタートデッキ雷1つにつき、ミライドンexのカードが1枚収録されています。
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exスタートデッキは買うべきか?内容や値段・改造方法を解説!
デモ対戦をしていく中では、使っていて強いと思ったポケモンのカードや、便利なサポートおよびグッズカードが多くありました。
反対に、各デッキに採用されていないカードで、もし採用すればさらにデッキを強できるであろうカードもいくつか候補があります。
というわけで、ここでは有用なカードの収録枚数に応じた各デッキの購入の優先度や、改造用カードの候補について、デッキごとに見ていきましょう!
前述のとおりここでは各デッキの改造方法についても触れていきますが、その中には全デッキに共通している内容もいくつか含まれています。
そこで、それら共通の内容については次の5項目で先に紹介していきたいと思います。
使いたいカードの採用枚数を増やすべし!
各デッキを使っていると、枚数の足りなさを実感するカードがいくつかありました。
特にデッキの主力となるポケモンexは少なくとも3枚は採用したいところです。
さらに、それら主力カードを持ってこられるサーチカードの枚数も重要になります。
実際にデモ対戦中は、1枚しか採用されていないカードが中々手札に巡ってこなかったり、サイドになってしまって回収できなかったりで、手の打ちようがないこともありました。
また、使いたいカードが進化ポケモンの場合は進化ラインのポケモンも合わせて採用することと、2進化ポケモンであれば進化を補助するグッズ・ふしぎなアメの採用枚数を増やすこともお忘れなく。
サーチカードの意義は、ただ単にカードを持ってこられるだけではありません。
サーチカードの効果でカードをデッキから選ぶということは、すなわちデッキ全体を見るということです。
『そんなの 当たり前じゃん?』
と、思われるかもしれませんが、実はこれが非常に重要なことなんですよ。
例えば、exスタートデッキ草に1枚だけ入っているポケモン・ジュナイパーexを使う場合を考えてみましょう。
2進化ポケモンであるジュナイパーexを場に出すためには、進化ラインのポケモン・モクローやフクスローを場に出し、ジュナイパーexに進化した際にすぐにでもワザが使えるよう、毎回自分の番に1枚ずつエネルギーカードをつけていきます。
さあ、いよいよジュナイパーexを呼ぶ準備が整いました。
そして、やっとの思いで引き当てたハイパーボールで、いざデッキからジュナイパーexを連れてこようとした結果・・・ 待ち焦がれた主役の姿は、そこには無かったのです。
そう・・・ 最初からジュナイパーexはサイドに行ってしまっていたのでした。
ボクらだけじゃ
戦えないヨ・・・・
とまぁ散々な結末でしたが、実はこの話、デモ対戦中に頻繁に起こっていた事実なんですよ。
本来であれば、使いたいカードがサイドに落ちてしまっていた場合、他のカード使うよう戦略を切り替える必要があります。
モクローやフクスローにつけていた分のエネルギーカードを、ほかのポケモンにつけて戦っていかなければならなかったのです。
では、どうすればこのような結果を未然に防ぐことができたのでしょうか。
そこで、カードをデッキから選べる効果を持った、サーチカードの性質が重要になってくるのです。
もしも、対戦の序盤にサーチカードを使いデッキ内を一通り確認できていれば、ジュナイパーexがサイドに落ちているという事態を把握できていたことでしょう。
デッキのカードは
よく見ておかないと!!
さて、これでお分かりでしょうか。
ポケモンカードで対戦をするうえで、デッキにないカード、もといサイドに落ちてしまっているカードを把握しておくことは非常に重要なプレイングです。
そのために、デッキを構築する際には、十分なサーチカードを採用しておくことをおすすめいたします。
互換性のあるカードは、より使い勝手の良いものを選ぶべし!
ポケモンをサーチするカード
デッキからポケモンをサーチするのであれば、スーパーボールよりもネストボールとハイパーボールの方が主流です。
スーパーボールがデッキの上7枚をサーチしてポケモンを1枚手札に加えられるのに対して、ネストボールおよびハイパーボールはデッキ内すべてをサーチ対象としています。
使い分けとしては、たねポケモン専門のネストボールと、手札コストがある代わりに進化ポケモンも含めてサーチできるハイパーボールといったところです。
サポートカード
ドロー系のサポートが多すぎて役割が重複しています。
ネモとたんぱんこぞうの枚数をいくらか減らして、その枠に手札干渉ができるナンジャモやピンポイントでカードをサーチできるペパーなどを入れると戦略の幅を広げられます。
ベンチ呼び出しカード
ポケモンキャッチャーの効果はコイントスで表を出さなければ使えないため、ここぞという場面で役に立たないことも多くあります。
サポート権は使いますが、そのほかに制限のないボスの指令を使う方が堅実です。
また、相手にサイド枚数を先行されやすいタイプのデッキであれば、自分のサイド枚数が相手より多い場合に使用できるカウンターキャッチャーを採用するのも良いでしょう。
使用するポケモンの数を絞るべし!
採用されているポケモンの数が多すぎるため、デッキ全体の安定性が損なわれる一因となっています。
場に出せるポケモンの数はバトル場およびベンチを合わせても6体までですので、行き場のないポケモンのカードがどんどん手札に溜まっていきました。
ポケモンの数を絞りつつサーチカードの枚数を増やすことで、臨機応変にポケモンを持ってこられるようにすると良いでしょう。
エネルギーカードの枚数を削減するべし!
デッキの約3分の1が基本エネルギーカードで構成されており、手札事故を誘発しやすくなっています。
手札のカード10枚すべてがエネルギーで埋まったときなどは、もう・・・ 言葉になりませんでしたよ。
この採用枚数は言うなればエネ過多と呼ばれる特殊なデッキタイプぐらい、非常に多い構成になっていますので、使用するポケモンのワザに合わせた必要最低限の枚数まで減らすことをおすすめいたします。
運任せのカードに頼りすぎるな!!
ポケモンカードの中には時折、ワザや効果を使用するためにコイントスを行うものがあります。
そして多くの場合は表を○回出すなどの条件があり、その条件を満たさなければワザや効果は使用することができません。
コイントスで出た表の数に応じてポケモンのワザのダメージが決まるものであれば、ダメージ0になってしまうこともしばしば・・・・
せっかく頑張って多くのエネルギーをポケモンにつけたのに、それではがっかりですよね。
え?・・・ 2回連続で表を出せですって!?
ハハッ♪ そうそうできるわけないじゃないですか。
exスタートデッキ草 ジュナイパーex / 550円
exスタートデッキを購入するならば、その中での優先度は最も高いといえます。
ジュナイパーexの単体性能が非常に高いことと、オリーヴァと合わせたHP回復コンボが強力なことから、デッキの安定性を高めればexスタートデッキ中トップの強さになるでしょう。
またデフォルトで、サーチカードのネストボールとハイパーボールが2枚ずつと、2進化を補助するふしぎなアメが2枚収録されているため、汎用カードの収集効率も高めです。
改造案
ジュナイパーexとオリーヴァのコンボが非常に優秀な戦略として固まっているため、デッキの安定性を高めること以外に特筆すべきことは基本的にありません。
しいて言うのであれば、どちらも2進化ポケモンで準備に時間がかかるジュナイパーexとオリーヴァを、いち早く並べられるようにしたいところです。
そこでふしぎなアメ以外にも、進化を補助するポケモンのどうぐカード・エヴォリューションの採用を検討したり、必要なカードをそろえるためのサーチカードやドロー系システムポケモンを採用したりするのも良いでしょう。
ただし余剰枠から見てこれ以上の進化ポケモンを採用することはデッキの安定性を欠くことに繋がるため、ドロー系システムポケモンにはたねポケモンであるかがやくゲッコウガなどが候補として挙げられます。
exスタートデッキ草 ジュナイパーex / 改造用カード 一例
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | ワザマシン エヴォリューション ポケモンのどうぐカードの1つで、このカードをつけたポケモンはワザ「エヴォリューション」を使用できるようになります。 ワザ「エヴォリューション」は、ベンチのポケモンを2枚まで選び、それらポケモンから進化するポケモンをデッキからサーチして進化できます。 なお、進化元のカードがその番に場に出ていた場合でも進化させられます。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | ペパー デッキからポケモンのどうぐとグッズを各1枚まで選びサーチできます。 ワザマシン エヴォリューションとふしぎなアメを一度に手札に持ってくることができます。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | かがやくゲッコウガ 特性「かくしふだ」は自分の番に1度だけ、手札のエネルギーカードを1枚トラッシュする代わりに、デッキから2枚ドローします。 かがやくポケモンはデッキに1枚しか入れられないため、サイドからたねポケモンを回収できるグッズ・ヒスイのヘビーボールも合わせて採用しましょう。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | ヒスイのヘビーボール サイドのカードを確認し、たねポケモンのカードがあれば、そのうち1枚をこのカードと入れ替えられます。 |
exスタートデッキ炎 ビクティニex / 550円
購入優先度は低めのデッキとなります。
ビクティニexはたねポケモンゆえに場に出しやすい点が魅力ですが、その分HP水準が低くなっています。
ワザ「ビクトリーフレイム」を使った次の番にビクティニexはワザを使えないというデメリットも重く、HPの低さも相まって非常に倒されやすいです。
汎用カードは、サーチカードのスーパーボールとハイパーボールが2枚ずつと、デッキの上7枚の中からサポートカードを1枚手札に加えられるグッズカード・ポケギアが1枚収録されています。
改造案
ワザ「ビクトリーフレイム」のデメリットを軽減するため、ワザを使った次の番にはベンチのポケモンと入れ替えつつ戦っていきたいところです。
そこで、ビクティニexはにげるためのエネルギーが1個のたねポケモンなので、スタジアムカード・ビーチコートを使えばエネルギーをトラッシュすることなくベンチのポケモンと交代できます。
また、2体以上のビクティニexにワザを使えるだけのエネルギーが付いていれば、毎回の番に交互にワザを打つこともできるようになります。
その場合は複数体のビクティニexにエネルギーをなるべく早くつけておく必要があるため、サポートカード・メロコや、スタジアムカード・マグマの滝壺を使ってエネ加速をしても良いでしょう。
exスタートデッキ炎 ビクティニex / 改造用カード 一例
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | ビーチコート お互いのバトル場のたねポケモンは、それぞれにげるためのエネルギーが1個分少なくなります。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | メロコ 前の相手の番に自分のポケモンが倒されていれば使えます。 自分のトラッシュから基本炎エネルギーを1枚自分の場のポケモンにつけ、その後手札が6枚になるようにドローします。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | マグマの滝壺 お互いのプレイヤーは自分の番に1度、トラッシュから炎エネルギー1枚をベンチポケモンにつけられます。 その際、エネルギーをつけたポケモンにダメカンを2個のせます。 |
exスタートデッキ水 ゲッコウガex / 550円
ジュナイパーexデッキに最も迫る、購入の優先度第2位のデッキです。
ゲッコウガexの単体性能が高いので、ある程度相手にサイド枚数で先行されても、ゲッコウガexさえ出せれば巻き返せる対戦が多くありました。
序盤はサブアタッカーを使い、たとえ相手ポケモンを倒せなくてもダメージを与えておけば、終盤でゲッコウガexのワザ「げきりゅうぎり」の威力を上げて次々に倒していけます。
汎用カードには、サーチカードのネストボールとハイパーボールが2枚ずつと、2進化を補助するふしぎなアメが1枚収録されています。
改造案
ゲッコウガexのワザの威力を上げるために、序盤にできるだけ多くの相手のポケモンにダメージを蓄積させておきたいところです。
ただ、相手のポケモン全員に10ダメージを与えられるポケモン・ラプラスは、ワザを使うためにエネルギーが2個必要であり1テンポ遅く感じられるため、同じ効果のワザを持つ他のポケモンと入れ替えても良いでしょう。
また、ゲッコウガex以外に採用するポケモンの自由度が高めなので、他の進化ラインを持つポケモンを抜いて、その枠にビーダルやピジョットexといった進化ポケモンかつシステムポケモンを採用すれば、さらにデッキの安定性が高まります。
exスタートデッキ水 ゲッコウガex / 改造用カード 一例
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | パッチール ワザ「フラフラスピン」は相手のポケモン全員に10ダメージを与えられ、無色エネルギー1個で使えるうえに、相手ポケモンをこんらん状態にすることもできます。 ただし、HPはラプラスよりも20低くなっています。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | アブソル ワザ「うずまくわざわい」は悪エネルギー1個で使え、ラプラスのワザと同じ効果を持っています。 デッキに悪エネルギーを採用する必要がありますが、ダメカンが乗った相手ポケモンに対して2つ目のワザの威力が上がったり、にげるためのエネルギーが1個であったりと、単体性能は高めです。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | ビーダル 特性「はたらくまえば」は自分の番に1度だけ使えます。 手札が5枚になるようにデッキからドローします。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | ピジョットex 特性「マッハサーチ」で自分の番に1度だけ好きなカードを手札に持ってこられるので、あらゆる局面に対応できます。 2進化ポケモンですが、ふしぎなアメをゲッコウガexと共有することができるので、無理なく採用できます。 |
exスタートデッキ雷 ミライドンex / 550円
こちらのデッキを購入する優先度は、中くらいといったところです。
ミライドンex単体の強さではなく、そのエネ加速能力を用いての他のポケモンとの連携が戦略の肝になります。
後続のサブアタッカーとして、ジバコイルやライチュウなど高威力のワザを持つポケモンが収録されているので、彼らに上手くエネ加速していきましょう。
汎用カード等の収録枚数はスーパーボールとハイパーボールが2枚ずつと、ふしぎなアメが1枚、そして雷タイプ専用のエネ加速カード・エレキジェネレーターが1枚となっています。
改造案
このデッキに限っては、ミライドンexはサポート的な側面が強いため、採用は2枚でも良いかもしれません。
その分ジバコイルやライチュウなどの強力なサブアタッカーを多めに採用したり、エネ加速ができるエレキジェネレーターの採用枚数を増やしたりしましょう。
また、ミライドンexのHP220は現在のゲーム環境においてギリギリ倒されやすいラインになっているため、たねポケモンのHPをアップできるポケモンのどうぐカード・勇気のおまもりをつけるなど、対策を検討しておいても損はないでしょう。
exスタートデッキ雷 ミライドンex / 改造用カード 一例
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | パーモット ワザ「エレクトロパウ」はパーモット自身についているエネルギーをすべてトラッシュする代わりに高い威力を出すことができます。 また特性「でんきおこし」によって自らエネ加速し、さらににげるためのエネルギーも必要ないなど、器用な立ち回りができます。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | リバーサルエネルギー サイド枚数で相手に負けているとき、ルールを持たない進化ポケモンにつければ、すべてのタイプのエネルギーいずれか3個分として扱うことができます。 ジバコイルやライチュウはルールを持たない進化ポケモンであり、高威力ワザに必要なエネルギー数が3個なので、相性が良いカードです。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | 勇気のおまもり ポケモンのどうぐカードの1つで、たねポケモンのみにつけられます。 このカードをつけたポケモンのHPは、50多くなります。 |
exスタートデッキ超 ピクシーex / 550円
購入の優先度は、中ぐらいのデッキになります。
ピクシーexのワザ「ムーンワンダー」の効果で好きな後続ポケモンにエネルギーを引き継げるので、サブアタッカーとなる超タイプのポケモンの自由度の高さが強みです。
また特性「げつめんゾーン」により、超エネルギーが付いているポケモンはにげるためのエネルギーが必要なくなるので、かなり臨機応変に立ち回ることができました。
汎用カード等はスーパーボールとハイパーボールが2枚ずつと、トラッシュから基本エネルギーを2枚まで回収できるグッズカード・エネルギー回収が1枚入っています。
改造案
自分の場の超エネルギーが多ければ多いほど、ピクシーexの特性とワザの効果が活きてくるので、デッキ内の基本超エネルギーを多めに採用しつつエネ加速を狙っていきたいですね。
そこで、ピクシーexの進化元としてデフォルトで採用されているピッピを、特性「おつきみパーティ」によるエネ加速ができるピッピに交換してみましょう。
さらに、エネ加速しながらドローできるシステムポケモンとして、ネイティオも有力な採用候補に挙がります。
また最終的な超エネルギーの引継ぎ先として、デフォルトで収録されているポケモン・クチートも優秀ですが、どうせ大量のエネルギーをつけることが前提ならば、ルナトーンの方が一回り威力を上げることができます。
exスタートデッキ超 ピクシーex / 改造用カード 一例
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | ピッピ 特性「おつきみパーティ」は、この特性を使用するピッピがバトル場にいるときに自分の番に1度だけ使え、自分のベンチのピッピ全員にデッキから超エネルギーを1枚ずつ加速できます。 また、ワザ「ワンダーストーム」は自分の場の超エネルギーの数が多いほど威力を上げられます。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | ネイティオ 特性「アカシックセンス」は、」手札の基本超エネルギーをベンチポケモンにつけて、その後デッキから2枚ドローできます。 手札に基本超エネルギーが必要になるので、グッズカードなどを使ってエネルギーをサーチしましょう。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | 大地の器 自分の手札を1枚トラッシュすることで使用できるグッズカードです。 デッキから基本エネルギーカードを2枚まで選び、手札に持ってこられます。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | エネルギー転送 デッキから基本エネルギーカードをサーチできるグッズカードです。 大地の器と異なり、事前に手札をトラッシュする必要がない代わりに、持ってこられる枚数は1枚になっています。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | ルナトーン ワザ「ムーンキネシス」はクチートと同様に、自身についている超エネルギーの数が多いほど威力を増します。 クチートと異なる点として、威力が30高い代わりにワザを使うために必要なエネルギーの枚数が多いことが挙げられますが、元より大量にエネルギーをつけることが前提なのであまり気になりません。 |
exスタートデッキ闘 コライドンex / 550円
こちらのデッキの購入優先度は低めとなっております。
主力であるコライドンexは場に出しやすいたねポケモンである分HPが低いため、自分のワザ「ガイアプレス」の効果による反動ダメージが割と痛かったです。
またサブアタッカーのガブリアスは、高威力なワザ「じしん」を使えますが、こちらも自分のベンチポケモンに反動ダメージがあります。
攻めれば攻めるほどに、なぜか自分が弱体化していくデッキです。
汎用カード等の収録枚数はスーパーボールとハイパーボールが2枚ずつと、ふしぎなアメが1枚、そしてトラッシュから基本エネルギーを2枚まで回収できるグッズカード・エネルギー回収が1枚となります。
改造案
コライドンexを主力にする以上、反動分のダメージをどう補うかがネックになります。
まず、たねポケモンであるコライドンexのHP上限を上げられるポケモンのどうぐカード・勇気のおまもりは採用したいところです。
デフォルトで採用されているポケモンのどうぐカード・岩のむねあてにもダメージ軽減の効果があるので、攻撃してくる相手のポケモンに合わせて使い分けましょう。
基本的に、一撃の威力が高い相手であれば勇気のお守りが、小技で何回も攻撃してくる相手であれば岩のむねあてが有効です。
そして次に、コライドンのHPを回復する手段を持つカードの採用も検討しましょう。
なお、コライドンexのHPをいたずらに減らしかねないガブリアスの進化ラインは、丸ごと抜いてしまった方が賢明と言えます。
exスタートデッキ闘 コライドンex / 改造用カード 一例
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | 勇気のおまもり 言わずもがな・・・ HPの低いたねポケモンの味方。 最大HPを50アップするポケモンのどうぐです。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | いれかえカート 自分のバトル場のポケモンがたねポケモンなら、ベンチと入れ替えられます。 ベンチに戻したたねポケモンはHPが30回復します。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | キョジオーン 特性「エナジーがんえん」は味方ポケモン1体にエネ加速とHP30回復の効果があります。 トラッシュからエネ加速するため、コライドンexがにげるためにトラッシュしたエネルギーを再利用することができます。 また、2進化ポケモンなので、ガブリアスの進化ラインと丸ごと取り替えられます。 |
exスタートデッキ悪 ヘルガーex / 550円
購入の優先度としては低めのデッキとなります。
主力となるヘルガーexのワザ「ハウンドファング」の効果による反動ダメージがやはり痛く、HPの上限を引き上げたり回復したりする手段も乏しいため、倒されやすい印象が否めません。
また収録されているサブアタッカーに関しては、ヘルガーexと同様に反動ダメージのあるワザや、そもそもの威力自体がもの足りないワザを持つポケモンが多く、なんとも攻めづらい場面に多く直面しました。
汎用カード等はスーパーボールとハイパーボールが2枚ずつと、自分のポケモンについているエネルギー1枚を付け替えられるグッズカード・エネルギーつけかえ1枚が収録されています。
改造案
ヘルガーexのHPを補うことが難しいのであれば、攻撃あるのみです。
まずはポケモンのどうぐカードなどを使ってワザの威力を底上げしましょう。
また、デフォルトで収録されているパルデアドオーの進化ラインが相手をどくにするワザを持っているので、それらを活用してあらかじめ相手ポケモンのHPを削っておけば、ワザの威力の低さを補うこともできます。
どくとはバトル場のポケモンにかかる特殊な状態の1つで、どく状態のポケモンには、お互いの番の変わるたびにダメカンが1個ずつ乗っていきます。
おもしろいことに、悪タイプにはどくに特化した戦術が得意なカードも多いため、専用のカードを採用すれば案外化けるデッキなのかもしれません。
exスタートデッキ悪 ヘルガーex / 改造用カード 一例
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | まけんきハチマキ ポケモンのどうぐカードの1つで、自分ののサイドの枚数が相手より多い場合に効果を発揮します。 このカードをつけたポケモンが使うワザによる相手ポケモンへのダメージは30多くなります。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | かがやくヒスイオオニューラ 特性「ポイズンピーク」によりお互いのバトルポケモンは、どくでのせるダメカンの数が2個多くなります。 つまり、どくにより1回で30ダメージが入るのですが、ヘルガーexのワザの反動と同じダメージ量と考えれば、意外と侮れない数値です。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | ヒスイのヘビーボール サイドのカードを確認し、たねポケモンのカードがあれば、そのうち1枚をこのカードと入れ替えられます。 かがやくヒスイオオニューラがサイドのカードになってしまったら、これで回収しましょう。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | 危険な密林 スタジアムカードの1つで、悪タイプを除くお互いのポケモンはどくでのせるダメカンの数が2個多くなります。 かがやくヒスイオオニューラの特性とも効果を重複できるので、合わせて使った際のダメージ量は相当なものであり、HPの低いポケモンにとっては致命的になります。 |
exスタートデッキ鋼 メルメタルex / 550円
デモ対戦を終えての暫定の優先度は中くらいですが、他のデッキの安定性を上げた場合は、少々低くなる可能性があります。
というのも今回メルメタルexの強さを実感できたのは、対戦相手の全デッキの安定性が悪かったがゆえに、膨大なエネルギーを準備する時間があったためです。
ですので本格的にメルメタルexを実戦投入する場合には、ワザを使うために必要な、重めのエネルギー要求をいかに満たすかがカギとなります。
汎用カード等はスーパーボールとハイパーボールが2枚ずつと、トラッシュから基本エネルギーを2枚まで回収できるグッズカード・エネルギー回収が1枚となります。
改造案
メルメタルexの重めのエネルギー要求を満たすため、デッキ内の基本鋼エネルギーを多めに採用しつつ、エネ加速手段を持つカードを入れましょう。
具体的な候補としては、鋼エネルギー加速専用のシステムポケモン・メタングやジバコイルが優秀です。
メタングやジバコイルを採用する場合は、ともにデッキからエネ加速をすることになりますので、手札に余っていたりトラッシュされていたりするエネルギーカードをデッキに戻す手段を用意しておけば、よりエネ加速がしやすくなります。
exスタートデッキ鋼 メルメタルex / 改造用カード 一例
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | メタング 特性「メタルメーカー」は自分のデッキの上4枚を確認し、その中にある基本鋼エネルギーを何枚でも、自分のポケモンに好きなようにつけられます。 デッキトップを操作できるサポートカード・暗号マニアの解読などをあわせて使えば、確実なエネ加速が狙えます。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | 暗号マニアの解読 自分のデッキから好きなカードを2枚選び、残りのデッキを切った後に選んだカードを好きな順でデッキの上に置くことができます。 他のドロー手段とあわせてつかえば、実質的にどんなカードでも2枚サーチすることができます。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | ジバコイル ミライドンexデッキとは異なり、鋼タイプのジバコイルです。 特性「ギガマグネット」はメタングの特性の強化版で、デッキの上6枚の中から鋼エネルギーを加速できます。 ただし2進化ポケモンなので、メタングより一回り準備が大変です。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | ナンジャモ お互いの手札をすべてデッキの下に戻し、それぞれのサイドの残り枚数だけドローします。 エネルギーカードをデッキに戻す目的で使用した場合、使用した直後は戻したカードがデッキの下に埋もれることになるため、サーチカードなどを使って一度デッキを切りましょう。 |
引用:ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより | すごいつりざお トラッシュにあるポケモンおよび基本エネルギーの中から合計3枚まで選びデッキに戻せます。 もちろん、基本エネルギーのみを3枚選んで戻すことも可能です。 |
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まとめ
2024年3月現在で、exスタートデッキは10種類が販売されています。
以前はどれもランダムでしか手に入らなかったデッキで、かつシークレット枠もありましたが、今ではそのすべてを個別で購入できるようになりました。
10種類のデッキは収録されている主力ポケモンの性能や、汎用カードの種類および枚数に差があるため、購入される際はご自身に合ったものを選ばれると良いでしょう。
またあくまでスターターデッキですので、収録されている個々のカードの採用枚数には偏りがあり、ポケモンやグッズ、サポートといったカードの種類ごとのデッキ内での配分割合も、一般的なゲーム環境で使用されるものとは異なっています。
ですので、まずは何度か対戦を繰り返して、それらの経験をもとにデッキを改造し、段々と強くなっていきましょう。
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