ポケカの汎用カード一覧！高額なのは？集め方やおすすめ・使えるカードを解説！

ポケモンカードデッキを作る時に重要な役割を担うのが汎用カードです。

汎用カードとは、どのようなデッキに入れても幅広く活躍できるカードのことです。

この記事では、汎用カードの一覧や、高額買取されるもの、集め方、などについて解説します。

汎用カードを集めれば、主要なカードを入れ替えることで、様々な種類のデッキを作れます。

ぜひ記事を読んで、ポケモンカードを楽しむ参考にして下さいね。

ポケカの汎用カード一覧

汎用カードの種類には以下のものがあります。

汎用カードの種類	カード名
手札補充系カード	・博士の研究 ・イキリンコex ・ミュウex ・ビーダル ・キチキギスex ・ロトムV
ボール系カード	・ネストボール ・ハイパーボール ・ヒスイのヘビーボール ・なかよしポフィン
サーチ系カード	・ネオラントV ・ピジョットex ・森の封印石
ポケモン入れ替え系カード	・プライムキャッチャー ・ポケモンいれかえ ・いれかえカート ・ジェットエネルギー ・ボスの指令 ・カウンターキャッチャー
手札妨害系カード	・ナンジャモ ・ジャッジマン ・ツツジ

順番に解説します。

手札補充系カード

ポケモンカードにおいて、手札を増やすことはとても重要です。

手札が多いほど、様々なカードの組み合わせを使った次の戦略を展開できます。

手札がなくなると、すでに場に出しているカードしか使うことができず、戦略の幅は狭まります。

通常、デッキからカードを引けるのは自分の番のはじめに1枚だけなので、手札を増やすことが出来るカードはどのデッキにも採用される必須カードとなっています。

博士の研究

手札補充系カードの代表的なカードです。

手札を全てトラッシュしてから、山札のカードを引くため、手札のカードを可能な限り使い切ってから使用するとより効果を発揮します。

他の手札補充系カードを持っていない場合、まずはこのカードを複数枚採用することで、デッキの安定性が増します。

イキリンコex

特性「イキリテイク」は最初の自分の番にだけ使える効果です。

そのため、このカードを手札に持ってこられるサーチカードをデッキに多く採用する必要があります。

前述した「博士の研究」は強力な手札補充カードですが、使えるのは自分の番に1回です。

イキリンコexを採用すると、強力な手札補充効果を自分の番に2回使えることになるため、非常に強力です。

ミュウex

特性「リスタート」は自分の手札が3枚になるように山札からカードを引くことができます。

自分の手札が3枚以上あると使えない効果となるため、手札をできるだけ無い状況で使う必要があります。

また、ミュウexは「にげる」ためのエネルギーが必要ない点も特徴です。

他のポケモンがいない時にバトル場に出すことで、倒されそうになったらすぐ交代させる「壁」の役割を果たすことができます。

ビーダル

イキリンコexのような「最初の自分の番に」という制約がなく、ミュウexと比べても山札から引く数が多いです。

その代わり進化をさせる必要があるため、「ビッパ」と「ビーダル」の2枚が手札に来るように、他の手札補充カードやサーチカードを使って、条件を整える必要があります。

またHPも120と、すごく高い数値では無いため、相手のポケモンに倒されないようにしないといけません。

キチキギスex

特性「さかてにとる」は、現在の手札枚数に関わらず、3枚カードを引くことができる強力な効果を持っています。

ただし、前の相手の番に自分のポケモンがきぜつしている必要があり、ゲーム序盤には使えないこともありえます。

また、ワザ「クルーエルアロー」は相手ベンチのポケモンにも大ダメージを与えることができるため、最後に勝負を決めることもできます。

持っている「特性」「ワザ」ともにゲーム後半に活躍するカードです。

ロトムV

特性「そくせきじゅうでん」は使うと自分の番が終わってしまいますが、3枚カードを引くことができます。

HPが190あることからとりあえずの壁としても使用できるほか、「Vポケモン」でもあるため、後述する「森の封印石」と合わせて使うことで、手札補充とサーチを両方こなせるカードになります。

ボール系カード

山札などからポケモンを持ってくることができるカードは「ボール系カード」と呼ばれます。

「なかよしポフィン」などは「〜ボール」ではありませんが、ボールと同じくポケモンを選んで持ってくることができるカードのため「ボール系カード」の仲間になっています。

ポケモンカードは、まずポケモンがいないとバトルにならないため、ポケモンを持ってくるボール系カードは、どのようなデッキでも活躍できる汎用カードとなっています。

ネストボール

「たねポケモン」をサーチしてベンチに出すカードです。

たねポケモンを採用していないデッキはないため、どのようなデッキにおいても採用が検討されるカードとなります。

ハイパーボール

手札を2枚トラッシュし、好きなポケモンを1枚選んで手札に加える非常に強力な効果を持っています。

特定のカードが必要なコンボデッキや、場面に応じて必要なポケモンが手元に来てほしい場合に、より強さを発揮します。

ヒスイのヘビーボール

山札ではなく、サイドにあるポケモンを自分の手札に加えられるカードです。

「かがやくポケモン」などデッキに1枚しか入れていないポケモンがサイドに行ってしまった場合、より効果を発揮します。

なかよしポフィン

HP70以下という条件付きですが、たねポケモンを2体、ベンチに出せます。

条件に合うポケモンを多く採用しているデッキでは、特に強さを発揮します。

以前ご紹介した「ロストバレットデッキ」においては、展開の軸となる「キュワワー」を山札から呼ぶカードとして、多くの優勝デッキに複数枚採用され、活躍していました。

サーチ系カード

ポケモンカードのデッキ枚数は60枚あるため、その中から必要なカードが手札に来るためには運の要素も大きくなります。

そのため、カードをサーチ出来る効果は非常に強力で、この効果を持つカードはどのようなデッキにも採用される汎用カードとなります。

「サーチ」とは、好きなカードを選んで手札に加えることができる効果のことです。

ネオラントV

特性「ルミナスサイン」は、サポートカードを手札に加えることができます。

水タイプが軸以外のデッキにおいても幅広く採用されるカードとなっており、汎用カードの1部となっています。

ピジョットex

特性「マッハサーチ」はサーチするカードが種類に縛られないため、非常に強力です。

「ポッポ」から2進化させる必要があるため、「ピジョットex」を採用するデッキには、ポケモンを一気に2進化させられる「ふしぎなアメ」も同時に採用するケースが多いです。

森の封印石

好きなカードを1枚サーチして手札に加える非常に強力な効果を持っています。

VSTARパワーは、ポケモンVにつけることで、対戦中に1度だけ強力な効果を使うことができます。

同じ汎用カードである「ロトムV」や「ネオラントV」と合わせて使うことで、より強さを発揮します。

ポケモン入れ替え系カード

ポケモンを入れ替え系カードは、バトル場とベンチのポケモンを入れ替えるカードです。

「自分のポケモンを入れ替えるカード」と「相手のポケモンを入れ替えるカード」があります。

自分のポケモンを入れ替えるメリット

・「にげる」ためのエネルギーを使わなくてもよくなる。
・バトル場のダメージを受けているポケモンを、ベンチに逃がせる。
・ポケモンを入れ替えることで効果を発揮するポケモンの強みを活かしたり、相手に合わせたポケモンを出すことができる。

相手のポケモンを入れ替えるメリット

・相手ベンチにいるHPの低いポケモンをバトル場に出すことができる
・相手のバトル場にいる強いポケモンをベンチに下げることができる

プライムキャッチャー

相手のポケモン入れ替えと、自分のポケモン入れ替えを同時に行う強力な効果を持っています。

特に使うための制約もないため、様々な場面で活躍できます。

「ACE　SPEC」のカードはデッキに1枚のみという制約がありますが、このカードを採用しているデッキも幅広く、まさに汎用カードといえます。

ポケモンいれかえ

ポケモン入れ替え系カードの代表的なカードです。

自分のポケモンを入れ替えるシンプルな効果ですが、入れ替えるための制約も特にないため、幅広いデッキで採用されています。

いれかえカート

「たねポケモン」をベンチポケモンと入れ替えて、HPを30回復させます。

対象が限定されていますが、「たねポケモン」が中心のデッキであれば、十分採用できます。

ジェットエネルギー

エネルギーカードに効果が追加された「特殊エネルギー」カードです。

ポケモンの「にげる」エネルギーが1つのみの場合、このカードをそのまま使うことで、再度ポケモンを交換できるため、一石二鳥のカードとなります。

ボスの指令

相手ポケモンを入れ替えるシンプルなカードです。

自分のポケモンを入れ替える「ポケモンいれかえ」が自分の番に何回でも使える「グッズ」なのに対して、「ボスの指令」は自分の番に1度しか使えない「トレーナーズ」であり、相手のポケモン入れ替えが、強力な効果であることが分かります。

このカードがきっかけで、勝負が決まることも多く、数多くのデッキで採用される強力な汎用カードとなっています。

カウンターキャッチャー

自分のサイドの残り枚数が、相手より不利な状態の時に使えるカードです。

「ボスの指令」とは違い、こちらは「グッズ」のため、1ターンに何度でも使えます。

状況に応じた使い分けが必要なカードです。

手札妨害系カード

手札妨害系カードとは、「相手の手札を入れ替えて、相手の作戦や展開を妨害するカード」のことです。

手札妨害系カードの使用には以下のメリットがあります。

ナンジャモ

手札を山札に戻し、お互いの残りサイドの数だけ、カードを引けます。

サイドが多く残っている方がたくさんカードを引けるため、自分が不利な状況で使えば、相手の手札を減らし、自分は増やすことができます。

ジャッジマン

手札妨害系の代表的なカードです。

お互いに手札が4枚になるので、同じ条件に思えますが、元々の相手の手札が5枚以上、自分の手札が3枚以下のような場合は、相手の手札を減らし、自分は増やせるため、こちらの有利に手札交換を行うことができます。

自分の手札だけでなく、相手の手札の状況も見て使用することが重要です。

ツツジ

相手のサイド残り枚数が少ない時（相手の勝ちが近い時）、に使えるカードです。

ピンチの場合に使えるカードにふさわしく、強力な効果を持っており、手札交換後のお互いの手札の数は、相手は2枚なのに対し、自分は6枚となっています。

逆転も狙えるカードのため、採用されているデッキも多く、人気の汎用カードとなっています。

ポケカの汎用カードで高額買取されるものは？

ポケモンカードの汎用カードで特に高額買取されているものを3つ紹介します。

記載している買取価格は2024年7月25日時点のものです。
価格はカードの状態や各店舗の取り扱いによって変わります。
価格の参考元サイト：カードラッシュ、カーナベル、トレコロ

ハイパーボール

買取価格：30000円〜95000円

取り扱い店舗で差はあるものの高額で買取されていました。

他のイラストのカードでも5500円〜20000円で買取されています。

ノーマルカードは0円〜50円のようです。

ナンジャモ

買取価格：35000円〜40000円

ナンジャモは人気のイラストであれば高額で買取されており、上記のイラスト以外のカードでも10000円以上で取引されています。

ノーマルカードは10円〜30円での買取価格となっています。

ネストボール

買取価格：15000円

傷なし、美品での取り扱いの場合、高額の買取になるようです。

イラスト違いで次に高額なものは4500円〜7500円。ノーマルカードであれば30円〜50円での買取金額でした。

ポケカの汎用カードの集め方

汎用カードの集め方には以下の方法があります。

また、特にイラストやレア度のこだわりがないのであれば、スターターデッキでの購入がオススメです。

今回の記事で紹介した「博士の研究」「ハイパーボール」「ポケモンいれかえ」「ボスの指令」「ジャッジマン」のようなカードが入っていることもあり、中身も事前に分かるので、確実に汎用カードを手に入れたい人にはお得な選択肢となります。

ポケカの汎用カードでおすすめは？

まだ汎用カードを1枚も持っていないという状況であれば、割と手に入りやすい「博士の研究」をオススメします。

理由は、ポケモンカードにおいて、手札を増やすカードは、何をどう展開するにしても必須のカードだからです。

その後は「手札を補充するカード」→「ポケモンやその他のカードをサーチするカード」→「ポケモン入れ替えカード」→「手札妨害系カード」の順番に揃えていきましょう。

まずは自分の手札を充実させるカードを集め、その後に場の展開を助けるカード、最後に相手の妨害をするカードを集めれば効率的にデッキを作ることができます。

ポケカの使えるカード一覧を紹介！

今回紹介したカード以外の使えるカードの紹介です。

カードの種類	カード名
かがやくポケモン	・かがやくゲッコウガ ・かがやくリザードン ・かがやくフシギバナ ・かがやくカメックス ・かがやくフーディン ・かがやくアマージョ など
ACE　SPEC（エーススペック）	・プライムキャッチャー ・マスターボール ・シークレットBOX ・ポケモン回収サイクロン ・レガシーエネルギー ・ヒーローマント など

「かがやくポケモン」と「ACE　SPEC（エーススペック）」カードはそれぞれデッキに1枚しか入れられない代わりに、非常に強い効果を持っています。

自分のデッキの特徴や、採用した汎用カードと合わせて使うことで、よりデッキを強化することができます。

ポケカ 汎用カードとは？汎用カードの定義ってなに？

汎用カードとは、決められたデッキだけで使用するのではなく、どのようなデッキでも採用が検討され、幅広く活躍できるカードのことです。

定義は説明をする人によって様々ですが、「幅広く様々なデッキに採用されている」ことは必要です。

汎用カードの例は以下の通りです。

汎用カードの反対の言葉は、「専用カード」や「特化カード」などと呼ばれます。
特定のカードと共に限定して使われ、そのデッキの特徴を活かして強力な力を発揮します。

ポケカ汎用カード一覧について知恵袋などによくある質問

まとめ

今回は、どんなデッキでも幅広く活躍できる「汎用カード」についての解説を行いました。

汎用カードについて知るメリットは以下の2点です。

汎用カードは幅広く活躍できるカードのため、自分の役に立つ反面、相手も使ってくることが予想されますが、知識があれば、事前に対策することが可能です。

この記事の内容を参考に、汎用カードを採用した活躍できるデッキを、ぜひ作ってみてくださいね。