リザードンvmaxの買取価格はいくら？値段が上がるか、PSA10での値段など徹底解説

キョダイなVMAXのリザードンは　取引価格も超ビッグ！？

原作ゲームにて登場したダイマックスやキョダイマックス姿のポケモンたちが起用されたド迫力のカード・ポケモンVMAX。

そのなかでも、シリーズ屈指の人気を誇るポケモン・リザードンがキョダイマックス姿が描かれたカードは、そのお値段もマックス級に増大しているようです。

というわけで今回は、そんな画角に収まらないくらいビッグなリザードンVMAXになんとかフォーカスを当てて、

について確認していきたいと思います。

リザードンvmaxの買取価格は

リザードンVMAXには3種類のレアリティがあり、加えてその中の1種類には初版のみに収録されているエラーカード版が存在しています。

さらに別のもう1種類は過去の公式イベントで配布された限定のプロモカードであり、希少性の高さも相まってグンと取引価格が伸びています。

以上のような背景から種類ごとに価格帯が大きく異なっているため、取引価格は各カードごと個別に見ていきましょう。

カードショップでの買取価格

フリマサイト等での買取価格

リザードンvmaxは今後高騰する？

結論から申し上げますと、エラーカード版を含め実質4種類のリザードンVMAXのうち『高騰が望めるものもあれば、そうでないものもある』というのが現状です。

その理由については次の見出しでも詳しく解説いたしますが、その前置きとして、まずは大まかに現在の取引価格の状況を確認していきたいと思います。

そこで用意いたしました以下の4つのグラフはカードショップ比較サイト「トレチャ」様に掲載されているもので、リザードンVMAXの各レアリティについて、複数のカードショップでの販売価格を平均した値の推移を表したものです。

全体的にグラフが右肩下がりの中、SR仕様のリザードンVMAXは少しずつですが堅実に価格を伸ばしているのが確認できます。

HR仕様
引用：ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより	出展：カードショップ比較サイト「トレチャ」より

SSR
引用：ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより	出展：カードショップ比較サイト「トレチャ」より

SR仕様
引用：カードラッシュ通販WEBサイトより	出展：カードショップ比較サイト「トレチャ」より

RRR仕様
引用：ポケモンカードゲームトレーナーズWEBサイトより	出展：カードショップ比較サイト「トレチャ」より

※グラフは2024年4月26日時点のものを参照しています。

リザードンvmaxが高騰する理由は

まずは比較的に好調なSR仕様のリザードンVMAXについて見ていきましょう。

そもそもエラーカードは存在自体がまれであり、単純な高レアリティカードや限定プロモカードとはまた異なるジャンルの希少価値を持つカードです。

そのためエラーカードは過去に高騰した事例がいくつもあり、このリザードンVMAXについても今後の価格の伸びに期待が持てます。

一方で現在は下降気味の他レアリティではありますが、限定プロモカードは高騰する傾向があるという観点から、HR仕様については巻き返しの可能性もあるかもしれません。

残り2種類のレアリティについてもリザードンの元々のキャラクター人気が高いことや、SSRならば色違いポケモンのカードであることが強みとして挙げられますが、前述のSR仕様およびHR仕様と比べると、高騰するにはもう一押し足りていないといったところでしょう。

しいて言えば、ポケモンカード全体の取引が活気づいて、底値が押し上げられることが待ち望まれる限りです。

リザードンvmaxの買取相場の推移

ポケモンカードにおいては販売価格の推移ならばまだしも、買取価格となると公開されているデータが著しく少なくなくなるんですね・・・・

そんな時は、フリマの出品価格を参照することにより、おおざっぱな推移ならば確認することができます。

仮に皆さんがフリマアプリなどにポケカのパックを出品した場合、商品が売れた際の販売価格は、そのまま皆様にとっての買取価格と見なすこともできますまらね。

とは言え、やはり情報は限られており、リザードンVMAXについてはSSRのデータのみ以下の通り確認ができます。

リザードンvmaxのPSA10での値段は

カードショップでの販売価格

PSA10ランクのカードともなると、その希少価値の高さゆえに買取金額を公表しているカードショップはほとんどなく、唯一取り扱いがあったものがカードラッシュで販売されていた8,980円のRRR仕様でした。

ただ、PSA10ランクのカードの販売価格は、未鑑定カードの販売相場から大まかに算出することができなくもなく、その倍率は次の表のようになっています。

実際にPSA鑑定を依頼する場合には鑑定費用だけでも3,000円はかかるため、仕入れ元となる未鑑定品の価格が低いほど原価のうちで鑑定費用の占める割合が多くなります。

そのため最終的に鑑定済みPSA10として販売される際には、元のカード価格が低いほど、対してPSA10の販売価格の倍率が高くなるようです。

なお、算出のためにはまず各カードショップの未鑑定品の販売価格を参照する必要がありますので、そちらもあわせて確認しておきましょう。

ショップ名	未鑑定品の販売価格
	HR仕様	SSR	SR仕様	RRR仕様
カードラッシュ	1,180,000円	12,800円	15,800円	3,280円
遊々亭	【商品なし】	12,800円	【商品なし】	2,980円
駿河屋	1,110,000円	10,800円	6,980円	1,980円

そして、この倍率と未鑑定品の販売価格をもとにPSA10の販売価格を算出したものが次の表になります。

ただし、実際にカードラッシュにて8,980円で販売中のRRR仕様の例を見ても、実数値と概算値には差がありますので、あくまで机上の計算による目安としてご参照いただければと思います。

ステータス	HR仕様	SSR	SR仕様	RRR仕様
未鑑定品の販売価格	1,110,000円 ≀ 1,180,000円	10,800円 ≀ 12,800円	6,980円 ≀ 15,800円	1,980円 ≀ 3,280円
PSA10の販売価格 （概算）	1,665,000円 ≀ 1,770,000円	27,000円 ≀ 32,000円	20,940円 ≀ 39,500円	11,880円 ≀ 13,120円

フリマアプリ等での販売価格

リザードンvmaxの入手方法は

結論から言えば、リザードンVMAXのカード単体を狙うのが良いでしょう。

考えられる手段としては2通りあり、まず1つ目はカード単体で売っているカードショップにて直接購入することです。

これは最も購入単価が高くなりますが、代わりに最も確実に入手できる手段でもあります。

そして2つ目は、リザードンVMAXが当たりカードとして提示されているオリパを購入することです。

オリパとはオリジナルパックの略称で、様々なカードショップが独自のものを作成して売り出しています。

ただしパックの形式をとっている以上は、当然のことながら目当てのカードが当たらない可能性もあることを肝に銘じておきましょう。

また、通常販売のパックに収録されていたレアリティであれば、カードショップなどで販売されているBOXやパックを探してみるという手段もあります。

しかし、最も遅く収録されたSSRでさえも発売から３年半以上が経過しているため、もはやカードショップの在庫に期待できる状況ではなく、仮に販売されていたとしてもかなりの高額を覚悟しておかなければいけません。

そのうえ、なんとか入手できたとしてもお目当てのカードが当たる確率はごくわずかです。

リザードンvmaxとは

最後に、ここまで記述してきたリザードンVMAXの基本的な情報をまとめておさらいしておきましょう。

リザードンVMAXは、原作ゲーム「ソード＆シールド」に登場したキョダイマックス姿のリザードンが描かれたポケモンVMAXのカードです。

実質的なレアリティが4種類も存在していますが、一部のものは限定配布されたカードであったり、収録された際の事情が特殊であったりという理由から希少価値が高くなっています。

中でもHR仕様のリザードンVMAXは、2020年の7～9月にかけて開催された公式イベント「リザードンHR争奪戦」およびキャンペーン「家（うち）でもシールド戦」の賞品として配布されたカードで、全部で1,200枚しか出回っていません。

また、2020年3月に発売されたスターターセット「VMAX リザードン」に収録されていたSR仕様については、本来であればRRR仕様で発売されるはずであったところ間違って収録されたエラーカードです。

当時の状況としては、エラーカードが世に出回ってからすぐに公式が間違いに気づいて修正したため、初版にしか収録されていない、ある意味での限定カードになってしまいました。

その後、同スターターセットに収録された修正版がRRR仕様のリザードンVMAXとなります。

そして残りの1種類、SSRはは2020年11月に発売されたハイクラスパック「シャイニースターV」に収録された、色違い仕様のリザードンが描かれたカードとなっています。

リザードンvmax買取について知恵袋などによくある質問

まとめ

リザードンVMAXには実質的に4種類のレアリティが存在し、一部のカードは高い価格で取引されているものがあります。

そのうちHR仕様のリザードンVMAXは過去の公式イベントおよびキャンペーンにて上位入賞者に配布されたものであり、その総数も1,200枚と限られているため非常に希少価値の高いカードです。

また、SR仕様のリザードンVMAXは本来のスペックとは間違って収録されたいわゆるエラーカードとして希少性があり、他3種類の取引価格が伸び悩むなかでも高騰を続けています。

さすがに現時点での取引価格はHR仕様には及ばないものの、エラーカードの高騰事例は過去にいくつもあることから、今後のさらなる価格の伸びも期待できるでしょう。

ことPSA10のカードに焦点を当ててみると、現在ほとんどのカードショップで取り扱いがないようです。

フリマサイトなどでの出品も見られますが軒並みかなり強気な値段設定がされており、また個人出品のものは掲載写真から状態を判別することが難しいことも多いため、購入をご検討の際にはくれぐれも慎重に願います。

ですがやはり、PSA鑑定の有無に限らずリザードンVMAXの入手はカードショップで直接購入するのが堅実でしょう。

あるいは、しっかりとした実績のあるお店でのオリパの購入を検討するものアリです。